勉強の時間(測量士補編)
僕は、平成29年に測量士補試験に合格し、平成30年に宅建士の試験に合格した。
そして今、乙4危険物取扱者試験の勉強中だ。
この2年間ほど、空いている時間はほとんど資格試験の勉強をしてきたといっても過言ではない(ただ他にやりたいことがないだけだが)。ただ仕事と子育てで時間がないのはどうしようもない現実だ。子供が小さいため、夜は10時までに就寝し、朝は5時半には家を出るという毎日。家に帰っても子供を風呂に入れたり寝かしつけたりと平日はほとんど勉強する時間はない。
週末だけが資格の勉強をする時間(僕の自由時間)なのだ。それでも家族サービスなどで週末の時間も限られている。
また、収入はあまり多くなく、家計で僕の給料のほとんどは消えてなくなり、小遣いも月3万円もない生活である。僕のような時間と金がなく資格を取る場合、独学しか方法がない。それもどれだけお金をかけず、時間をかけず、効率的にやるのかというのが僕の勉強のやり方だ。
僕の場合だが、まずテキスト(「建築土木教科書 測量士補 合格ガイド 第2版」)を読んだ。科目ごとに過去問がついているので、学習の習得度を確認できる。
それを一通り読み終えたら、今度は過去問に挑戦する。実は測量士、測量士補試験の先駆者的ホームページがある。
「測量士試験対策WEB」である。
ここにはなんと無料で最新年までの過去の問題が掲載されており、なんと詳しい解説付き解答もついている。これは独学で合格を目指している者としては本当にありがたい。過去問の問題集もあるが、このサイト以上のものは知らない。測量士補試験は平成21年から試験科目が変更されているので、平成21年分から最新年度までの過去問をこのサイトを利用して何回も挑戦することだ。試験日までできる限り何回も解くこと。間違った問題は回答を見て解けるようにすること。これで自然に頭に測量のことが刷り込まれまれる。
有名なエビングハウスの忘却曲線が示している通り、人間の記憶は覚えてすぐ忘れていく。しかし、意味のある言葉や何回も繰り返すことにより忘れていく速度は緩やかになる。また野球の素振りのように同じことを繰り返すうちに急にコレダと気づく瞬間がある。勉強でもテキストを読んだときは気づかなくても過去問を何回もこなしているうちにコレダと気づくことがあるはずだ。過去問を何回も繰り返すことは、頭に記憶を刷り込ませ、気づかせる効果があるのだ。これが一番効果的な学習方法だと僕は思う。
この方法だと誰でも資格試験に合格できるはず(当たり前すぎて申し訳ないが)。
これならば、週末だけの勉強で3ヶ月もあれば、誰でも合格水準まで到達することができると僕は思う。
ちなみに僕は平成29年の測量士補の試験で自己採点だが28問中24問の正解だった。
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